【整形外科に勤めるセラピスト必見!】5つのポイントを押さえて臨床を楽しもう!〜関節可動域編〜

続きまして、関節可動域です。

どんなセラピストも可動域は確認すると思います。

では、皆さんは可動域から何を想像しますか?角度だけですか?

もったいない!臨床を楽しむ準備をしましょう!

【悩まずできる評価】ポイント3.関節可動域(ROM)

皆さんご存知関節可動域評価です。Range of motion = ROM(ロムではないです。アールオーエムです。)

関節の角度を計測するために行う評価になります。

私がROMを計測する際に重要視しているのは、

  • 角度
  • どのような軌跡で関節が動いているか

の2点です。

角度は同じでも、二つの骨の動きは全部違います。

例)膝関節屈曲135°
脛骨の前傾が多い、大腿骨の後傾が多い、下腿外旋が多い、下腿内旋が多い、他関節の代償が多く見られるなど…

こんなことを考えてROMを評価すると楽しそうじゃないですか?
是非一度やってみてください。

さいごに

関節というのは、二つの骨と筋肉によって動きます。

ただそれは、一箇所だけみた場合です。

局所で見る事は必要ですし必ずみなければいけません。

ただ動作(寝返る・歩く・走るなど)は局所だけではおこりません。

局所の可動域を計測する事で、隣接関節の事まで想像する事は必須です。

屈曲というのは、一方の骨が優位に曲がって起こる場合もありますよね?

屈曲という運動にもいくつものパターンが潜んでいます。

そこに回旋や外転、内反なども組み合わさるとパターンは一気に増えます。

ねっ?可動域を評価するの楽しくなってきたでしょ?

臨床を楽しむためのポイント関節可動域でした!