【整形外科に勤めるセラピスト必見!】5つのポイントを押さえて臨床を楽しもう!〜画像所見編〜
隙間時間を使って、臨床を楽しむ準備をしましょう!
今回は理学療法評価を私なりに5つに絞りました。
一つづつ簡単に記事にしましたので、読んでみてください。
一つ目は、画像所見です。
それでは、いってみましょう。
【悩まずできる評価】ポイント1.画像所見
整形外科に勤めているセラピストは、レントゲン・CT・MRIを見る機会が多いですかね?
どのクリニックにも置いてあるのが、レントゲンになると思います。レントゲンについて詳しく知りたければこちらへ
そもそも、セラピストの皆さんはレントゲンを撮る肢位を知ってますか?
どんな姿勢をしてクライアントが撮影されているか知ってますか?
もし知らなければそこから勉強しましょう!
(私も全て知ってるわけではありませんww)
私がレントゲンを見る際にポイントは、
- 骨密度
- 骨の形状
- 骨の傾き
- 骨の動き
です。
骨密度
Singhの分類が有名です。
grade6が正常になります。数字が下がるにつれて、骨密が低くなっていきます。
骨梁を見ることで判定していきます。
レントゲンの特徴として、荷重がかかっている箇所は白く濃く映る傾向にあります。
逆に、荷重がかかっていない箇所は灰色〜黒色に写ります。
荷重関節のレントゲンを見る際は、この特性を利用してどの部位に荷重がかかっているのかを事前に知っておくことは重要です。
画像所見と実際の身体機能にギャップがあることはよくあります。
ここで必要な知識が、どのポジションでレントゲン撮影しているかです。
- 臥位なのか?座位なのか?立位なのか?
- 背臥位なのか?側臥位なのか?
- 荷重下なのか?免荷位なのか?
- 関節運動は起きているのか?起きていないのか?
色々考えられますよね。
骨の形状・傾き・動き
レントゲンは2次元の写真になります。
最低二方向から撮影することで、骨を立体に捉えることができると考えています。
2枚の写真を行ったり来たり、時には3枚、4枚の写真を行ったりきたりすることで、目の前の骨を丸裸にします。
この際にも、撮影肢位は重要です。
同じ正面からの写真でも、免荷位と荷重下で骨の形状・傾き、動きは変わります。
そこから、身体機能を想像することができますよね。
(レントゲンの動作分析ですね。)
*動作というのは、静止画像の連続です。
始点と終点があれば途中はある程度想像できますよね?歩行分析よりよっぽど簡単だと思います。
さいごに
画像所見から得られる情報は多そうですよね?
実際の画像と、自分で触診してみた感じ、ギャップがあるのか?ないのか?それも立派な評価です。
使えるものは全て使い、より良い評価を行いましょう!
評価ができなければ、治療プランの立案はできません。
セラピスト業務を楽しむための一つ目のポイント!
クライアントに入る前に、一度画像をみる!以上!