理学療法士って何者??

こんにちは。

今回は、理学療法士について知って頂き、認知度向上につながればと思います。それでは、よろしくお願いします。

理学療法士って?

簡単にいうと、病院でリハビリをしてくれる人のことですね。ちょっと簡単すぎますね…

まずリハビリについてですが、病気・けが・高齢・障害などによって、普段行う動作(歩く・洋服を着るなど)がやりにくくなった方に対して、運動、温熱、電気、水などの物理的手段を用いて、スムーズに動作を行う為に行われる治療法です。

医師の指示の下、リハビリを行う事が法律で定めらており、医師がリハビリが必要と判断した場合、リハビリを行う事ができます。

具体的なリハビリの流れとしては、

  1. 患者さんから話を聞く(いつから痛むのか?何をすると痛むのか?など)
  2. 実際の動作を確認したり、関節の動く範囲・筋力を測る
  3. 一人一人にあったリハビリを行う
  4. 再度、関節の動く範囲・筋力を測ったり、実際の動作を確認し良くなっているかを確認
  5. 2~4を繰り返す事で、患者様の訴えを良くしていきます。

就職先としましては、総合病院、診療所(整形外科など)、スポーツジム、スポーツチーム所属などになります。怪我などしたばかりの急性期〜在宅復帰している生活期までと広範囲で活躍している、国家資格になります。

どうやってなるの?

3年制の専門学校か、4年制の大学に進学し、臨床実習などを経て、無事卒業見込みがもらえたら、理学療法士国家試験受験資格をもらえます。それに合格すれば、はれて理学療法士になれるという事ですね。

合格率は、私の時は約90%ぐらいだったと思います。近年は、試験自体も複雑になり難易度も上がってきている印象を受けます。

柔道整復師・鍼灸師とは何が違うの?

柔道整復師は、名前にも書いてあるように柔道を行うとき起きる外傷(骨折・捻挫・脱臼など)に対して、処置(固定・整復など)を行う事が専門。

鍼灸師は、いわゆるツボに鍼や灸を施し治療する。理学療法士は、解剖学・運動学・生理学を基に、身体機能・動作を評価し、問題点を抽出し、リハビリを施す。

理学療法士は、整復も鍼・灸もできません(法律的に)。身体機能・動作のスペシャリストとしク患者さんの要望に応えています。柔道整復師・鍼灸師の方が身体機能・動作を診れないとは言っておりませんので悪しからず。

終わりに

簡単ではありますが、理学療法士の説明をさせていただきました。分かりにくい点など御座いましたら、お気軽にTwitterの方へDM頂ければと思います。

詳細リンク

http://www.japanpt.or.jp/general/pt/physicaltherapy/(日本理学療法士協会ホームページ)

https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken08_09/about.html(国家試験合格率)